石橋巡り
(2004年8月29日)

小林市




 熊本県の宮川さんという方から情報がありました。

 「小林市の西大出水橋に行く途中の東大出水バス停の50mほど西よりの現道路下を水路が流れています。この部分にはひょっとして石橋が残されているのではないかという気がします。上流側は植生が激しくて全く見えず、下流側からは長靴ならじゃぶじゃぶ歩けそうです。覗き込んだ感じがそんな感じでした。RCアーチかもしれません。いずれにしろ小さいです。」
というものです。ちょうど台風接近の影響で雨、確認作業には1日つぶしてもいいくらいの日です。

 確かにありました。間違いなく石造アーチ橋です。

 帰り道石氷橋を撮影しようと訪れましたが、何故か現橋を渡り、すぐ左折した100m先に気になる茂みがあり、確認すると立派な石橋でした。

 今回は大収穫でした。新規2基で合計990基となりました。




東大出水(ひがしおおでみず)橋(仮称) 
小林市南西方 大出水

橋長:4.2m
橋幅:4.4m
径間:2.65m
拱矢:1.8m

小林市内から県道1号線を西進。県道53号線へ分岐、約5Km先県道409号線へ左折、750m先東大出水バス停のすぐ先です。

情報どおり、東大出水バス停の西に県道409号線が小川を跨いでいました。

上流側は植生が激しく、アプローチを試みましたがあきらめ下流側に回りこみました。

下流側
雨のため、道路から水が流れ落ちていましたが、傘をさせばOK

橋の下、両岸にはコンクリートで段が築いてあり、歩いて行き来できました。

左岸側
上下流側共、コンクリートで巻いてあり、輪石は確認できませんでした。
下流側はコンクリートで拡幅してあります。
右岸側








石氷(いしごおり)東橋(仮称) 
小林市大字北西方字石氷

橋長:
橋幅:9.4m(下幅)
径間:3.65m
拱矢:1.9m
環厚:60cm
小林市中心部から国道221号線をえびの市方向に約4km、国道の左脇に石氷橋ある。
現橋を渡りすぐ左折、100m先に架かっています。
こんなロケーションは気になります。
ガードレールがあるということは、下には川が流れているかも知れないということですが。
さらに橋が架かっている様子は全くなく、路側は草木が茂り周辺に同化しています。

右岸上流からアプローチ、この辺りでは石橋かどうかは全く分かりません。



輪石が見えたときにはびっくりしました。
左岸上流

右岸上流
両岸の基礎石の下には不等沈下防止のための、多分杉材が敷いてあります。
川底には27cm角の角材が50cm間隔に敷いてあります。最初見たときには敷石かと思いました。川底が洗われないように施工されているものと思います。

下流側要石
左岸側
長さ1m、60cm角の石材が互い違いに3段積まれ、そこに起拱石が乗せられています。