石橋・眼鏡橋・太鼓橋・石造アーチ橋

  2012年の石造アーチ橋の新規発掘数は7基(鹿児島県5、千葉県1、大分県1)で、前年よりも2基減。また、寄せられた情報により確認した石橋は前年よりも12基減の1基(鹿児島県1)。前年比で極端に減りましたが、それでも着実に埋もれた石橋は発掘されています。
 思えばここ数年が石橋探索には最適な時期ではないでしょうか。机上では、地図を見まわし、ありそうな場所に行くのですが、いざ出かけてみるとそう簡単には姿を現してはくれません。それだけに見つけた時の喜びは言い表すことができないほどです。
 今では田の神や仁王像、青面金剛等の石造物を追いかけながらついでに石造アーチ橋を探し回っています。見つからない時の落胆を和らげるためでもあります。
 現在約6,500基を掲載していますが、そのうち新規発掘の石造アーチ橋は約100基で約1.6%にすぎません。平均すると、60基訪ね回ってようやく1基新発見につながることになります。そう考えると100基という数字は驚異的な数字だと言えないこともありません。
 経験を積むと、道路を走っていても下を川が流れている場所がわかるようになります。いままで通ったことのない道路を走ることが、また一つの楽しみでもあります。
 今年も、これまでの経験を生かして、多くの埋もれた石橋に日の目を見させることを目標としたいと思います。


森林鉄道跡の石橋 宮崎県小林市