石橋巡り

院内町
(2003年10月18日)

道の駅いんないに「いんない石橋マップ」がありますので、そちらを参照して下さい。

一の橋  大分県宇佐郡院内町大字北山

橋長:13.25m
橋巾:2.3m
橋高:3.25m

架設:明治26年(1893)4月
石工:加来由蔵、小野萬吉

山神社への参道で、北山川に架かる石橋です。規模は小さいながら整い、周囲の景色になじんでいます。壁石部分は自然石が使われています。


鳥居(とりい)橋 院内町大字香下

橋長:55.15m
橋巾:4.35m
橋高:14.05m
連数:5

架設:大正5年(1916)7月 
石工:松田新之助

すらっと伸びた優美な橋脚、気品さえ感じる院内の代表的な石橋です。「石橋の貴婦人」とも呼ばれ、深い谷に点在する集落を5連のアーチがリズミカルに結んでいます。
・・・と、案内書に書いてあります。




中鍋(なかなべ)橋 院内町大字温見

橋長:16.6m
橋巾:4.0m
径間:12.0m
拱矢:3.8m
架設:昭和12年7月 

山の中の民家の脇に架かっています。

野地(のじ)橋 院内町大字野地 

橋長:27m
橋巾:2.6m
橋高:5.3m

架設:大正4年(1915)5月 
石工:不明

国道387号線を玖珠方面から来ると
右手に案内板があります。田んぼと田んぼをつなぐ農道。



久地(きゅうち)橋 大字斎藤

橋長:7.15m
橋巾:1.8m
橋高:7.9m

架設:明治初期

両端を大桁の石2本で渡し、厚さ15cmの板石が16枚並べられています。

富士見(ふじみ)橋

橋長:48.1m
橋幅:4.5m
橋高:14m
連数:3

架設:大正14年(1925)
石工:松田新之助、吉村万太郎

橋の上に立つと豊後富士(由布山)が遠くに見えることから、この名がつけらたそうです。この橋は工事半ばに崩落。名棟梁・松田新之助が、私財を投じて完成させたという逸話を持っています。
・・・と、どの案内書にも書いてある。



分寺(ぶじ)橋 

橋長:46m
橋幅:3.85m
橋高:7.35m
径間:9.95m

架設:昭和20年(1945)
石工:不詳

町内では比較的新しく、昭和20年に架設された3連アーチ橋です。戦争の真っ最中に建設されたにも関わらず、均整に彫刻された石がていねいに積み上げられています。
「今も美しい3連アーチの姿を見せるこの分地橋など、院内町には、多くの石橋が残っています。九州は特に石橋が分布している地域ですが、それは豊富な石材とそれを活かした石工の存在が大きな理由です。院内町の地形は、谷が多く、橋は欠かせない生活の一部となっており、そのため石工としての技術は村人たちにとって、必要不可欠な技術だったと考えられます。
 石造アーチ橋は北海道から沖縄まで、全国で1,700基ほどが現存していますが、九州にはそのうち大部分の1,581基が集中しています。九州の中でも、大分県は484基と特に多く、実に全国の約28%を占めています。院内町には、県内一の61基の石造アーチ橋が残っており、まさに『日本一の石橋の町』と呼べるでしょう。」


荒瀬(あらせ)橋 

橋長:47.4m
橋幅:5.95m
橋高:18.3m

架設:大正2年(1913)
石工:松田新之助

町内の2連アーチの中で、最も美しいめがね橋です。道の駅の向かい側。
どこから降りたらいいか、すぐには分かりません。分からないときは、人に尋ねたほうが早いですよ。
御沓(みくつ)橋 

橋長:59m
橋幅:4.55m
橋高:14.7m
連数:3

架設:大正14年(1925)
石工:不詳

橋の長さが59mと、町内最長を誇る3連アーチ橋。大正14年に架設されたこの橋は、当時のモダンなセンスが活かされています。


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付近の風景。